New【YouTuber】アバンティーズ内レンアイ禁止!
第2章 恋心
「まだ?」
俺は少し、イライラしながらそう言った。
「うん...。靴はあるし、一回上行ってみる?」とツリメ。
俺はその言葉に、うなずいた。
俺とツリメとそらで、一緒に帰る約束をしていた。
なのに、そらがいつまで待っても全く来ない。
「そら、何やってんだろ。」
俺の問いにツリメは、「さぁ。先生に怒られてたりして。」
普通に笑い話をしながら、教室に着いた俺たち。
ツリメが小走りで教室の前まで行くと、教室を覗く。
すると、教室を覗いたツリメは、いきなり黙り込んでしまった。
「ツリメ? ツリ...。」
俺も、少しきょとんとしながら、教室の中を覗く。
中を見た途端、俺も黙り込んでしまった。
そのとき、思いもしない光景が、目の前に広がっていた___。