New【YouTuber】アバンティーズ内レンアイ禁止!
第3章 ルール
「うわぁっ...!!」
パターン。
桶が落ちたり、俺の足でシャワーが付いたりして、いろいろ凄い音がした。
音のわりには、特に痛いところとかは打たず、そらを支えこむことには成功したんだけど...。
俺の唇には温かいものが当たっていて......。
「んっ...!」
その温かいものの正体は、そらの唇だった。
俺はすぐに離そうとしたんだけど、でも心臓がバクバクして力が入んない。
その時。
「今の音なに?」
えいちゃん...!?
そう思ったのも束の間。
洗面所まで入ってきたえいちゃんと俺は、目があってしまった。
「え...なに、してんの...?」
そんな戸惑いの声が聞こえたのは、数秒経ったあとだった。