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あの日の君に 《気象系BL》

第3章 欠落


ビクッと体を震わせた翔さんの瞳が、一瞬哀しそうに見えた。

俺はそれを見て見ぬフリをした。

今更止めろと言われても、もう止められなかった。

「翔さん、翔さんの全部俺に頂戴?心も体も全部…
翔さんのこと大切にするから、泣かせるようなことしないから」

「ニノは、俺のこと好きなんだよね?」

「好きだよ?だから翔さんが幸せになってくれることをずっと望んでた…」

「ありがとニノ…」

俺は止まっていた手を動かし始めた…

「あっ…ニノ、もっと気持ちよくして…」

「いいよ?翔さんが望むこと、なんでもしてあげる」

翔さんの胸に再び吸い付き、固く主張しているところを舌で転がした。

「んっ…」

「翔さん…声我慢しないで?じゃないと気持ちいいのか分からないよ…」

「あっん…だって、はずかし…」

「恥ずかしがらないで…
もっと聞きたい、翔さんの声」

翔さんの唇に吸い付き貪るようにキスをする。

体を撫で回すとキスの合間に甘い吐息が聞こえる。

「ふっん…んっっ!…あ、」

翔さんの中心を服の上からそっと撫でると翔さんの体がしなった。

「ああぁっ!」

「そうだよ、翔さん…その声が聞きたいんだ…」

翔さんのズボンを下着と一緒に脱がせ、直接中心に手を這わす。

「あっん…ああっ…ニ、ノ…」

「なに?翔さん?」

「それ…やっ…」

優しく翔さんの中心を撫でてるだけの手…

「どうして欲しいか言って?
そしたらなんでもしてあげるって言ったでしょ?」
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