第4章 俺の方が好きに決まってる。
「私、みなさんに大切にされていて幸せだと思います!みなさん大人なのでつい焦ってしまうんですけど」
「そんなの、マイペースでいいのよ。それぞれ色んな体験をしてきているから成長してきた。今のサラもみんなの支えになっている、人間ってそんなものなの」
ロビンさんの話は大人っぽくて深いけど、分かりやすい。
支えになってる…か。
今私が一番欲しかった言葉かもしれない。
「ところでサラ、これから何か予定はあるの?」
「え?あ、お皿済んだからしばらくは…腹筋でも、お腹プニプニだし…」
「ふふふっ、それサンジくんに言われたんでしょう?」
「なっ…何でそれを?!」
「それで怒っていたんじゃないの?さっき」
「…そうでした」
け、結局サンジさんの言葉気にして素直に腹筋しようとする私。
あれっ、でも何でロビンさんは私がプニプニで怒ってること当てたんだろう?
もしかしてロビンさんも、私のことプニプニって思っ…
「はぁー頑張ろ。」