第4章 俺の方が好きに決まってる。
本当なんなの?!サンジさんっていっつもああなんだから!
レディに向かって腹の肉って酷い。
まぁ確かにお兄さんみたいで安心する…けどさ。
「あらあら、お嬢さん息を切らしてどうしたの?」
「ロビンさん!もう、聞いてくださいよ、サンジさんが…」
「うふふ、仲が良いのね」
「…えっ?」
「だって、喧嘩するほど仲が良い、なんていうじゃない」
「どこの言葉ですかそれ…というか喧嘩なんて仲が悪い証拠じゃないですか!(泣)」
「普通はそうなんだけれどね、あなたたちの場合は…ことわざが合っているかも」
ふふふっ、とロビンさんは唇に手をつけて笑う。
ロビンさんは博識でいつも余裕があって格好良い。
サンジさんもナミさんとロビンさんにはデレデレだし優しいし…
やっぱり私だけ扱いヒドいんだよね…。