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イケメン戦国〜武将と私のmemories〜

第5章 当たり前


秀吉「 あいつ生きてたのか?! 」
信長「 奴もそう簡単には死ねないということか、面白い 」

( 甲斐の虎って誰? )
キョトンとしていると家康がため息をつきながら話しかけてくる

家康「 あんた何も知らないの…?甲斐の虎っていうのは
武田信玄のこと。俺たちの敵。
ついでに言うと政宗さんは”独眼竜”、信長様は”第六天魔王”
…分かった? 」

独香「 良く分かりました… 」
( 信玄さんそんな名前があったんだ。武将なだけあって強いんだろうなぁ )

光成「 生きていたとなると上杉の方も可能性は充分にありますね 」
光秀「 顕如の方と一緒に調べておこう 」
信長「 情報が集まり次第、報告しろ 」
光秀「 はっ 」

光秀の返事の後、信長は独香を見つめる

信長「 貴様は何か運んできそうだと思っていたが、
まさか幸運を運んでくるとはな。益々気に入った 」

独香「 え、えっと… 」
( 喜んで良いのかな? )

複雑な顔をしていると、秀吉が付け加えるように言う

秀吉「 信長様、独香に仕事を与えてくださいますか? 」
信長「 仕事か、したいのか? 独香 」

顔を上げて言う

独香「 は、はい。何もしないで過ごすなんて耐えられなくて、何かお役に立てることを… 」

政宗「 でもお前見たところ武術の心得もないだろ 」
秀吉「 医療に多少知識がある。手伝わせてみてはどうでしょうか? 」

信長はジッと見つめ、いたずらを思いついた子供のように
笑って言う
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