• テキストサイズ

イケメン戦国〜武将と私のmemories〜

第4章 時代と歴史


子供「 ここまで来てみろー!! 」
子供2「 くっそー! 待てー!!…グエッ 」
秀吉「 おっと 」

ドンっと子供が秀吉にぶつかった
子供2「 イテテ…? 秀吉様! ごめんなさい!! 」
秀吉「 気をつなきゃ駄目だぞー。怪我してないか? 」
ひょいと尻もちをついた子供も抱えて立たせる

子供2「 大丈…イテッ 」
独香「 あ…指怪我しちゃってるよ、後ろに手をついたときに擦れちゃったのかな…よく見せて 」

しゃがんで子供の手を見ると、軽く擦れていた
独香「 軽いほう…かな。秀吉さん、ハンカtジャナイヤ 手ぬぐい?買ってきて良いですか? 」
秀吉「 手ぬぐいなら俺が持ってるぞ。ほら 」
すっっと手ぬぐいを差し出される

独香「 えっ、でもそれは秀吉さん使うんじゃ… 」
秀吉「 俺にぶつかって擦れたんだろ? 俺にも非がある 」

ほうっておけないしな と言って独香の手に置く

独香「 じゃ、じゃあお借りします…ぼく、少し待ってね 」
子供2「 う、うん 」

独香は近くにある水に手ぬぐいを付けて絞り、
子供の手に巻き付ける

独香「 痛くない? 」
子供2「 うん! お姉ちゃん、秀吉様ありがとう! 今度絶対返しに御殿へ行きます! 」
秀吉「 おう。その時はこけるんじゃないぞ? 」

笑って言われ子供も思わず笑う
子供2「 あははっ! 気をつけます! ばいばいお姉ちゃん! 」
独香「 気をつけるんだよ〜じゃあね 」

元気に走り去っていく

秀吉「 気を付けろって言ったが普通にまた走ってるよな… 」
独香「 元気が1番ですよ 」

走っていく子供を見つめて独香は思う

( あれ…私って、子供好きだったっけ…? )
/ 114ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp