第4章 時代と歴史
暖かさが心に染み渡る
( もう少しだけ… )
髪が秀吉の手を掠める
秀吉「 ? あ! 悪い!!ずっと手置きっぱなしだったな 」
独香「 い、いえ! こちらこそ急に泣いたりして… 」
秀吉「 もう大丈夫か? 」
独香「 うん。ありがとう 」
独香( 何考えてたかは聞かない方が良いかな…?難しそうな顔してたし… )
秀吉( 光秀とかに読まれたら笑われそうだな…本当… )
秀吉「 無理はするなよ? 茶菓子食べたらどっか行きたいとこあるか? 」
独香「 行きたいところ… 」
うーん と考えていると三成の言葉を思い出す
三成[ 近くに呉服もありますよ ]
独香「 服、かな? 」
秀吉「 服ならすぐそこだな。食べたら行くか 」
独香「 うん 」
お茶菓子を食べ終わらせ、呉服屋へ移動するとき…