第3章 再開、そして出会い
一通り説明し終わると
政宗「 たいむすりっぷ…なー。そんなことあるもんなのか? 」
独香「 来た原因が分からないので今回が偶然というだけかもしれない…です 」
信長「 あの格好は南蛮でも見かけない。信じて良いだろう 」
秀吉「 信長さま…良いのですか? こんな話 」
まだ疑いの目がある秀吉さんが私をじっと見る
三成「 もし話が嘘だとしても、信長様を助けたことには変わりありませんね 」
ニコッっと微笑む笑顔は今いる中で一番の綺麗な笑顔だと独香は思った
( 皆すごい考えてるし…やっぱり変な話だよね、こんなの… )
そう見渡しながら考えていると、ふいに一人の男の口が開いた
???「 実際にそうだとして、何であんた死のうとしたのさ 」
独香「 えっ… 」
光秀「 それは俺も気になっていた。お前が命を投げ出した理由はなんだ 」
政宗「 おいおい家康、光秀。確かにそうだが一度に聞かなくて良いだろ 」
政宗のフォローが入り、それに続いて
信長「 まだ警戒してるのだろう? 話せないのなら話せないで良い。なんにせよ、
貴様を安土城へ連れていくのは決まっておる 」
…と、信長が言った
独香だけではなく、そこにいた武将全員が信長の方へ視線を向ける
独香を見つめ、言葉を放つ
信長「 俺の元へ来い。独香 」