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バレーよりも甘い[HQ/R18]

第5章 肝試し【国見英】


『丁度いいって?何が?』

英のジャージの袖をつかみながら聞けば、

「ここでシよ?」

という予想外の答えが帰ってくる。

『え、そんなのやだやだ!だってみんなくるよ...んっ...ふ』

キスされたまま押し倒されて、固い地面に体を打ち付ける。

『はっ、あ...ん...』

「っごめん、痛かった?」

そういって片方の手で頭を撫でながらTシャツに手を入れてくる英。


その時。


「岩泉さん、折り返し地点ってどこっすかね?」

その声を聞いて英が体をピクッと震わせた。

『岩泉先輩と...渡先輩?』

「ペアか...。全員回るのには時間かかりそうだね。」

そういって英が自分の手を舐める。

その手が素早く下着の中に入り、そっと片方の突起を撫でた。


『っひぁん...!』

声を出してしまってから、慌てて口を押さえる。


見上げれば、必死に笑いをこらえる英。


「ん?岩泉さん、なんか聞こえました?」

「どーせ猫かなんかだろ。」


二人の声が過ぎると、自分の心臓の音がやたらうるさく響きわたる。

「あー、面白かった。」

『"面白かった"じゃない!バレたらどうするの!?』


私が起こったように言うと、「リンカが頑張ってバレないようにすればいいんでしょ。」といって私の下着をたくしあげた。
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