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バレーよりも甘い[HQ/R18]

第3章 ♡優しい先輩【菅原孝支】


先輩は私の手をギュッと握って、もう片方の手で、頭を軽く撫でた。

先輩の指が、私の髪の間をするんと通り抜ける。

『あっ...ふ、ぁんっ...んっ』

「全部入ったけど...。どう?動けそう?痛い?」

『...せん、ぱ...い、動いて...くださ、いっ...』

繋いだ指にさらに力を込めて、先輩の首元へ顔を押し付ける。


ゆっくり緩やかな動きから、だんだん激しくなる腰の動き。


それに比例して、快楽も私の声も大きくなる。

『っん...あっ、ひぁん...ん、』


私から出る声が羞恥心を煽る。

私は、繋いでいない方の手で口を押さえた。

『んん...んっ、ふっ...』

こもった声を出す私を見て、先輩は口元を覆う手に優しくキスする。


「そんな隠してたら、...キス、出来なくなっちゃうよ?」

ふっと笑った先輩からポタリと汗が垂れる。


私は震える手を口元から放す。


『はぁっ...あっ、ん...』

すぐに溢れ出す声に、また顔が熱くなる。

「ん、いい子。」

先輩はそういって腰の動きを早めながらキスをした。

溶けるように柔らかいキスに、口許からはしたなく唾液が垂れ出す。


『んっ...んんっ、...あっ、あっ』

だんだんと震えが大きくなって、私の目から涙がポロポロと落ちる。
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