第3章 ♡優しい先輩【菅原孝支】
遠慮穿ちに入ってきた一本の指が、ナカをゆっくりと広げていく。
私のナカは、ぎゅうぎゅうと先輩の指を締め付けている。
それがわかるのが一番恥ずかしい。
『...あぁっ!』
ある一点を指がそっと触れたときに体が跳ねる。
今までに感じたことのないような感覚に、体を震わせる。
「みっけた。」
そういってそこばかりを刺激してくる孝支先輩。
『ん、ふぁ...あっ』
処女はなかなか濡れないって聞いてたけど...。
私のソコはしっかりと濡れているようではいたままの下着がぐちょぐちょになっているのが分かった。
「これ、下げるね。」
下のジャージと下着を一度に下げられる。
「やば...リンカ...。そろそろいい?」
そう言った孝支先輩の目はさっきみたいな綺麗な目じゃない。
色気のある男の目だった。
わたしがただ頷くと、ゆっくりと入ってくる孝支先輩。
『ん...んっ、あ、きつっ...い...。』
はじめての圧迫感と痛みに、思わず顔を歪ませる。
「ごめんっ、もうちょっと...だけ、我慢して?」
そう言った孝支先輩は余裕がないような表情をしていた。
...二人ともおんなじなんだ。
私は、孝支先輩の手をとって指を絡めた。