第2章 プレゼント【夜久衛輔】[生誕記念]
下着が肌にくっついて、じんわり濡れていくのが分かる。
やがて、腕をつかんでいた手が離れ、制服のシャツへと入ってくる。
「...ね、俺お前のことほしい。いい?」
今までにないぐらいの色気のある声で言われ、さらに下半身が疼く。
『...うんっ。』
そう返事をすると、フワッとお姫様だっこをされる。
連れてこられたのは、もちろんベットの上。
初めてじゃなくても、ドキドキする。
多分それは衛輔だからなんだけど...。
『っ...あ、ん...』
私に誇った衛輔が、シャツのなかに手を入れてくびれをなぞる。
「細...お前ちゃんとくってんの...。」
そう良いながら、手はくびれからどんどんと上へ上がっていき、背中からパチンという音がした。
『っ...ね、衛輔...こっち。』
唇がお留守ですよー、と言うように唇をとんとん指で叩く。
衛輔は、顔を赤くしたあと、「かなわねぇや。」と笑って深いキスをした。
『んんっ...っ...はぁっ...。』
キスと同時にシャツのボタンが外されていく。
「リンカ...コレ脱いで...。」
言われた通りにシャツから腕を抜くと、下着と一緒にポイッとベットの端に置かれる。
「やっば...。」
衛輔はスルッと服を脱ぐと、それを私の服の上においた。