第31章 ●リヴァイとナナシ
「ひぃあ・・・っ!」
突然そこを触られ、ボーっとしていたナナシは一気に覚醒したが、
リヴァイはナナシの腕から逃げてしまい、どうしようかと
困惑する。
「もうここが濡れてんじゃねぇか。欲しいなら早く言えよ」
いや、欲しいとかそういうんじゃなくて少し待ってくれ・・・。
そう言う間もなく、リヴァイは指でそこを広げ始め、
ナナシはあられもない声を上げる羽目になった。
「あっ・・・や・・・そこは・・・」
「何言ってやがる。ちゃんとやらねぇと痛いだろ?」
潔癖症のはずなのに、リヴァイは躊躇する事なくそこを舐め始め、
ナナシの理性がドロドロになっていく。
彼の舌がその中に侵入し動き回っているのを認識するだけで
興奮してしまい、声を殺す事が出来なくなってきていた。
ここはリヴァイの部屋とは言え、隣はエルヴィンの部屋で
・・・・自分の声が気絶しているエルヴィンに聞こえているのでは
ないかと思ってしまい、シーツを手繰り寄せてそれを噛む。
快楽で生理的に出る涙もずっと止まらず、リヴァイから
与えられる快感をやり過ごそうとしていると、またリヴァイに
噛んでいるシーツを取り上げられてしまった。