第31章 ●リヴァイとナナシ
「たまんねぇな。おまえ、今凄いエロい顔してるぜ?」
上半身を起こしてナナシを見下ろすように眺めたリヴァイの感想に、
ナナシは羞恥で顔を赤く染めた。
「・・・いちいち、言うな」
荒い呼吸をしながらも苦情を言うと、リヴァイは
意地悪そうな顔をして追撃する。
「何故だ?俺は褒めているだけなんだが?少し弄っただけで
トロトロになっちまう身体なんて最高じゃねぇか」
そう言うとリヴァイは胸に顔を埋め、胸の突起を弄り始めた。
片方は指で、片方は舌で愛撫され、ナナシは甲高い嬌声を
上げながら、快楽を拾う。
ジュクジュクと水音を立てながら吸い付いたり、
時折歯を立て手で揉みしだくリヴァイに我慢出来ず、
ナナシはその動きを止めようと無意識にその頭に抱きついた。
「・・・おい、そりゃ強請ってんのか?」
そうじゃない。擽ったいんだと主張しようとしたが、
呼吸が整わなくて声が出ない。
ボーっとする頭でリヴァイが動けないように抱いている腕に
力を込めると、彼は片手をナナシの下半身に伸ばし女性器を撫でた。