第31章 ●リヴァイとナナシ
おいおいおいおい!!
感じすぎだろっ!?
どんだけ感度が良いんだっ!?
こりゃあ、エルヴィンが他の男にナナシを触れさせたくない
気持ちがよくわかるな。
唇を離す頃にはナナシは腰砕け状態の上、
トロンとした表情で相当エロい感じに仕上がっていた。
・・・これは、ヤバイ。
下半身にダイレクトにきちまう・・・
何となく今手を出したら、まずいことになりそうだと直感が
告げていたので、骨抜き状態になったナナシを自分のベッドに
寝かせ、話の続きをする事にした。
「で?感想は?」
「・・・・だい・・じょうぶ・・・」
「違うだろ?『気持ちよかったです』の間違いじゃねぇのか?」
「・・・気持ち・・良かった・・・です・・・・」
ハァハアと頬を染めながら復唱するナナシに、
リヴァイは理性を総動員させて何とか襲う事を回避する。
「話を戻すぞ?俺はやっても良い。今のおまえの状態見れば
身体の関係も問題無さそうだからな」
「・・・感謝する」
「だが、ただ目の前でヤるだけじゃ面白みがねぇな・・・」
日頃の鬱憤を発散出来るチャンスだとばかりに、
エルヴィンがもっとダメージを負いそうな事はないかと
思案していると、ナナシから思わぬ提案があった。