第1章 前作までのあらすじなど・・・
*【ナナシ】
『異世(ことよ)』という異世界に住む妖。
そこに広大な畑や牧場を所有する家の主で、
眷属が五人いる。
『異世』での呼び名は「乙白百合姫」
銀髪碧眼、色白
身長155センチくらい。
女性体になると身長や体型などが若干変わる。
両性具有者で、男にも女にもなれるが基本男の姿をしている
(それでも小柄で少女に見られやすい)。
進撃世界のソロモンという男に一目惚れをして契約し、
『迅鬼狼(じんきろう)』という今の調査兵団と
同じ活動をしていた組織に属し副長として戦っていた。
『迅鬼狼』時代、その容姿から銀狼とも呼ばれ、
筋力操作や同調能力などを使い圧倒的な力で巨人を駆逐していた。
(この頃が力の最盛期)
団長であるソロモンが拘束された後は、『代行』と呼ばれ、
助命嘆願などを行っていたが、努力虚しくソロモンを処刑され、
迅鬼狼も全滅に近い状態になる。
数少ない迅鬼狼の生き残りを地下街に逃したり社会復帰させた後は、
処刑後バラバラにされたソロモンの遺体集めに奔走する。
遺体集めをしている中で、ピクシス、エルヴィン、ミケ、
リヴァイと出会い、別れ、再会を果たし、ゴリ押しされて
半年契約で調査兵団の教官として働くことになった。
*【ナナシの能力】
<筋力操作>馬並みに走れたり、細い体に合わない力を発揮出来る。
<同調能力>相手の気と同調して操る事が可能。
血を媒介にすると尚精度が上がる。
<観察眼>見ただけで相手の動きをコピー出来る。
<影使い>自分の影を刃の形に変え、それで攻撃する。
その他空中で足場にする事も可能。
<風使い>突風で攻撃出来たり、相手の体内の気圧を変えたりと
多種多様に使える能力。
*【ナナシの身体】
ナナシが進撃世界にいる為に作った身体。
要するに義体のようなものだが、血が流れていたり
体温があったりと、ほぼ人間と同じ構造をしているが、
心臓は今エルヴィンに預かってもらっている状態で
心臓の代わりに胸に青い石が嵌め込まれ、
そこから蜘蛛の巣状に血管のようなものが広がっている。
戦闘に特化した作りになっているが、
メンテナンスをしないと
この世界に留まっていられなくなる。