第28章 何故、こうなったのか？

「ありがとう、リヴァイ。お主のお陰で少し冷静になれた。
それで頼みがあるのだが、明日もう一日休んでも良いだろうか？
もう少し一人でじっくり考えたいんだ」

「あぁ、どっちにしろ身体が辛いだろ？メシはここに持って
来させるから、ゆっくりしてろ」


そう言うとリヴァイは自分が噛んだ場所を消毒し、
他の場所の治療も黙々と始めた。