• テキストサイズ

夢追い人の君へ捧げる【進撃の巨人 エルヴィン】

第22章 相手は誰だ!?











――『エルヴィン・スミス』と『ナナリー・スミス』




・・・・・・・・・・・・・・・・・・。






ん?
ナナリー?
どこかで聞いたような名前だなと不思議に思っていると、
エルヴィンが漸く口を開いた。


「昨夜、君が婚姻届けにサインしてくれたので、
今日オルオに頼んで役所に提出してきた。本当は自分で
行きたかったのだが、少しでも君と一緒にいたかったから、
つい頼んでしまった。すまない、ナナシ」

「・・・・・え・・・・?」



ちょっと、待て。

自分は婚姻届けにサインした覚えは微塵もない。
昨夜の記憶を辿っても書いたのは礼状だけなはずである。


ナナシは暫くの間困惑していたが、一つだけ不審な記憶が
頭を過り身体を硬直させた。





/ 358ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp