• テキストサイズ

夢追い人の君へ捧げる【進撃の巨人 エルヴィン】

第18章 変態なのがバレました・・・









「そうか・・・、風邪を引いてはいけないから早く着替えなさい」

「それなんだが、私の部屋はまだあると言っていたが、
着替えもそのままなのか?」

「・・・・・・・・・・おおよそ」

「おおよそ?」


嫌な予感が的中していそうだったので、ナナシがギッと
エルヴィンを睨み付けると彼は不自然に視線を逸らした。

―――それが答えだ。


「アルミン、ミカサ。手間をかけてすまなかった。
私は今からエルヴィン団長と大事な話があるから先に行って
良いぞ」

「え・・・でも・・・」


突然行って良いと言われ、何が何だかわからないという
表情をしたアルミンに、エルヴィンが顔色を悪くしながら
「いや、行かないでもらえないか?」と言い募る。


「アルミン・アルレルトとミカサ・アッカーマンだったね。
頼むから少しの間付き合って貰えな・・・」


言い終える前にナナシがエルヴィンの足を踏みつけたので、
彼は痛みに少し息を詰めた。


「ほうほう、エルヴィン団長殿は部下の前で情けない姿を
晒したいと?私はお主の為に配慮しているつもりなんだが?」

「・・・・・・・すまない、二人共。やはり行って良いよ」

「・・・・本当に大丈夫ですか?団長・・・」





/ 358ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp