• テキストサイズ

僕は昨日、不倫しました

第5章 まさかの三股に突入⁉︎


おいおい、二股なら分からなくもないけど三股ってどんな状況だよ!?と自分の心の声に突っ込んでしまった。

もう気が動転しそうだ。とりあえず気持ちを鎮めるため夕食後にお風呂に入った。

それにしてもよくもまぁこれだけの女性との関係が続いたもんだな。気がつけば不倫し過ぎて半年になってしまった。

でも、僕って何で不倫したんだろう?莉子に満足してないから?それはないと思うな。

頭の中がこんがらがっていた。入浴中はそのことを考えていた。

お風呂から上がって着替えて髪を乾かした。
夏だから夜は涼しいけどこの都会でも昼間は特に暑い。郵便局の中は流石にクーラーが効いてるけど外に出た時のギャップが凄いと思った。

歯を磨いた後は莉子と変わってテレビを見た。
「私、お風呂入ってくるわね。」
「わかった。」
莉子がリビングルームから出てドアを閉めた。
テレビのチャンネルを変えていく。カルチャースクール番組に料理番組、はたまたニュース番組だ。

ふーんと何気なく見ていたニュース番組に僕の体から衝撃が走った。
『昨日未明、岡山県に住む女子大生が殺害されたのを受けー。』
世の中には酷いことをする人がいるもんだ。

えっ?
『女子大生と男は出会い系サイトで知り合ったとのことです。』
出会い系サイト?何でまた?いや、待てよ。出会い系サイトならいい子が見つかるかもーって僕は何を考えてるんだろう?

出会い系サイトって名前は聞いたことあったけど登録はしたことがなく諦めることにした。そんなとこにに登録したらどんなに鈍感な莉子でもわかってしまうと思ったからだ。

しばらくして莉子がお風呂から出たので一緒に寝室に来て2人で布団を被って寝た。
/ 106ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp