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僕は昨日、不倫しました

第3章 2人目の死角



これが僕の第2の不倫相手との始まりだった。
彼女とはLINEのグループを作りやり取りをした。そしてやり取りをしていく中でわかったことは中条サラという名前とアメリカと日本とのハーフであるということ。彼女はデニーズで正社員として働いていることだった。
「やっぱりな。」
僕は誰もいない寝室でそう呟いた。
外国人とハーフの見分けはできなくても明らかに日本人離れしてることぐらいはわかる。
そんなことを考えていると莉子が寝室に入って来た。僕はゆっくりとiPhoneを閉じた。
「今日もお仕事ご苦労様ね。」
「まあね。」
僕は莉子とキスをした。
「あら、久しぶりにしてくれるじゃない。嬉しいわ。」
莉子はにこやかに言った。
「うん。それじゃあお休み。」
僕はあくびをしてベッドに横になった。すると莉子が僕の腕をつかんで横になった。
「ねえねえ、付き合ってた時みたいに・・・あれしない?」
「あれって・・・えっ?」
エッチってことだよな?僕はベッドから起きてコンドームを持って来て見せた。
「これだろう?」
「そう、それよ!早くつけてよ。」
「わかたって。」
こうして莉子との楽しい夜は更けていった。それにしても莉子と久々にやったのに莉子の声に驚いてしまった。
「こんな声出るんだ・・・。」
女性って変わるものだなあと思った。
僕が莉子の胸を揉んでいると何故か頭の中で七瀬さんがちらついてしまった。
「どうしよう・・・。」
「どうかしたの?」
すると莉子が僕に笑顔で尋ねた。
「いや、何でもない。気のせいかな?」
僕は笑顔を作り七瀬さんを頭の中で消し去ろうとした。
でも莉子の声がどうしても七瀬さんと重なってしまう。
「なっなっ・・・。」
七瀬さんの名前を叫んだら終わりだ。
僕は四つん這いになった莉子のお尻の間に自分のモノを入れてこすり始めた。
「悠真君・・・いいいいわよ。あっ。」
「七千個まで~七千個~。」
七瀬さんの名前を言わないように必死に耐えていた。
「アハハッ七千個って何?」
終わると莉子が笑っていた。
「えっと何だろうねえ。」
僕はパジャマのズボンを履きながら冷や汗をかいていた。
「ちょっと悠真君、大丈夫?汗凄いわよ。」
「大丈夫だよ。今日は働きづめで疲れちゃったのかな?おやすみ。」
「うん、おやすみなさい。」
僕らはやっと眠った。
深い安堵と溜まった疲れにすぐに寝てしまった。
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