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僕は昨日、不倫しました

第1章 日常生活に魔が差して!?


僕は郵便局で働いている。午前中は中の勤務で午後は外を回る。
午前中は窓口でのお客様の対応や、小包の包装から書類作成やデータ入力などの一般の事務の仕事も行う。
午後はバイクで郵便配達へ向かう。僕は大学在学中にバイクと車の運転免許を取得したため今の仕事に活かされているのである。
「免許取っておいて良かった。」
「そうね。今の仕事に活かされてますものね。」
「武田部長!?」
僕に話しかけてきた女性はこの郵便局で働く僕の上司、武田部長だ。本名は武田沙希。仕事には真面目でいつも機敏に動いている僕にとっては憧れの先輩だ。
「あっ、そうだ。清水君、この資料作成しといてくれる?今日中にお願いね。」
「かしこまりました。」
部長の申し出に僕は笑顔で答え早速、仕事に取り掛かる。
「えっとこれはあれで・・・。」
窓口の業務では、お中元やお歳暮などの小包の受け渡しの業務を行ったり、各種の料金支払いに関するお金の授受に関する業務などを行っている。うちの郵便局でも夏はお中元やお歳暮の小包の包装が忙しく冬は年賀状シーズンになるのでアルバイトの子を雇い仕分けを機械にかける作業を行ってもらっている。
そして午後の配達では雨や雪の日でも配達を行う事になる。しかし、台風が来たり、配達しにくい天候の状況であった場合は、天候が回復するまで配達を中止する事が多い。配達を行いやすくするために、自分が担当している地域で、配達前に行っている道順を組む作業を行っている。さすがに冬の年賀状シーズンはアルバイトの子を雇っているが普段の場合は僕でも配達に行くことが多いのだ。
「データをここに保存してっと。」
今日も平穏な空気が流れ僕は淡々と業務を全うしていった。
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