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僕は昨日、不倫しました

第1章 日常生活に魔が差して!?


僕の名前は清水悠真。年齢は24歳で郵便局で働いているごく普通の社会人だ。大学を出て郵便局に勤めている。奥さんの名前は清水莉子で高校の時の同級生だ。高校では同じ書道部に所属しており意気投合して仲良くなったがこの頃はまだ付き合ってはいなかった。大学はそれぞれ別の大学を出て社会人になって偶然の出会いがあった。
ある日僕は行きつけの美容院で髪を切ってもらうことにした。都会に出てからこの美容院に通っていて常連客となっていた。
カランカラン
「いらっしゃいませ。」
いつもの店員さんがにこやかに挨拶してくれる。
「カットをお願いします。」
「大変込み合っていますので待合室でお待ちください。」
「わかりました。」
今日は結構混んでるなあ。と思いながら待合室の椅子に座り何気なく雑誌を手に取り読む。すると隣の女性が目に入った。
あれは間違いなく莉子だ。本名葉山莉子!今は僕と結婚したため名字が変わったがあれは間違いなく莉子だった。
僕は勇気を出して声を掛けてみた。
「あの、人違いだったらすみません。葉山莉子さんですか?」
「そうですけど・・・ええ?悠真君?」
それから髪を切るのを待っている間昔の話を沢山した。
「葉山様どうぞ!」
もっと話したかったが僕達はここで一旦別れた。そして僕も名前が呼ばれ髪を切りに行った。
美容院を出て莉子を待っていると30分後に彼女がようやく店を出た。
「お待たせ!待った?」
「いや、そんなには。」
僕は腕時計を見て言った。
「悠真君はこの後何か予定ある?」
莉子が突然僕に聞いた。
「ないよ。」
「良かった!もう少し話したいから喫茶店でお茶でもしない?」
「いいね。」
莉子の提案で喫茶店でお茶をしていくことにした。こうして僕は彼女と出会い順調に交際を重ね結婚した。
「はぁ~新婚っていいよな。」
僕はつくづく思う。だって妻の愛妻弁当が食べれるんですよ!?しかも仕事から帰って来たら家に明かりが点いていて彼女が出迎えてくれるんです。
「ただいまー。」
「おかえりなさい。夕食できてるわよ。」
「ああ、食べるよ。」
そして彼女を見ながら飲む酒がうまいこと!家での晩酌もいいもんだなと思った。
よし、今日も彼女のために頑張るぞ!

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