第10章 計画2:酒とあなたで酔いしれて❤︎
そもそも、悠真君に1人で来てもらうはずだったのによりによって水島と木下まで来たのかよ!?
やってられないっつーの!!!!私は厨房で鼻息を押さえようと落ち着こうとしたけれど、怒りでどうにかなりそうだった。
顔に出たらマズイから平穏にしていないと!
そうだわ!3人ともどんどん酔わせちゃいましょ!それで悠真君を私の家に連れて行くのよ。お会計は・・・そうね。悠真君の財布から抜き取って払いましょう。郵便局員だってそれくらいのお金はあるわよね?
それから私はビールを持ってきてみんなにグビグビ頼んでもらってウィスキーやスミノフをこれでもかと持ってきた。もちろんつまみも忘れずに巧みな言葉で魅了してガンガン飲ませた。
・・・・・。
「あらら、酔い潰れたわね。さてと、悠真君の財布を借りるわよ!」
悠真君の財布から現金を抜き取って支払いに成功!カードだと本人確認が必要になるかもしれないじゃない?
私は一旦、店長に相談しに行って水島君と木下君は身分証で住所がわかったからタクシーを呼んで乗せてあげて、悠真君はお店のスタッフルームで寝てもらった。
その後、私の仕事終わりに悠真君を担いでタクシーに乗ると自宅に戻った。
「ふぅーそれにしても成人男性は重いわね。こんなことさせるんじゃないわよ!あとでたっぷりお仕置きしないと気が済まないわ。それに私を騙した罪として償ってもらわないと」
悠真君をベッドに寝かせて私も横になる。本来は眠くなるはずなのになんだか今日は頭が冴えていた。
「気分がおかしくなりそう」
私はそう言って服を脱いで悠真君の上に覆い被さった。