第9章 計画1:ラブホテルであなたと❤︎
それから、間も無くして店長が履歴書を持ってあたしのところに持ってきた。仕事終わりに2人で居残りなんていいじゃない?
しかもなんだか、萌える気がするし!
「うーん?どれどれ?この人はダメでこの人は?男性だからオッケーっと。でもウェイターってうちのデニーズいないよね?募集してるの?」
「確かにウェイターは今までいなかったけど制服はあるからいいんじゃないかな?サラさんに選んでもらって助かるよ」
店長は満面の笑みを浮かべる。
その後は店長と話が弾み、履歴書をざっと見て次のアルバイトの人達と店長で面接を行うことになった。
まぁ、選んだのはあたしだし、決まったも同然よ。
それから暫くしてアルバイトの子達が決まった。他のスタッフやウェイトレスは何か言いたげだったけれど、店長がそれを遮って話したり、アルバイトの人たちに質問したりしていた。
またしてもあたしは後ろの方で見ていた。