第8章 加害者たちと立ち向かえ!
不倫をされて正直に言うと悔しかったし悲しかった。
私の何がいけなかったのかとさえ思えてくる。毎日のように旦那の顔を思い出すだけで吐き気がする。でも、頻繁にトイレにこもっていると具合でも悪いのかと心配されてしまう。確かにそっちの心配をしてくれた方が都合はいいけれど、私に触れてほしくない。もう、触らないでほしい。
ヘドが出る。そしてこの日の朝も淡々と過ごしていた。悠真君は仕事に行くと言うので2人で朝食を取り何事もなかったかのように見送って行った。
いってらっしゃい、最終日は覚えてなさいよ、、、
含み笑いを浮かべて手を振ったあとは弁護士とやりとりをするべく私は事務所を訪れていた。そして午後にLINEで送信した通りに加害者達を呼び出したのだ。
まぁ、加害者達も不倫してると分かっていながら、まさか他にも加害者がいるとは思わなかったのだろう。それぞれの青ざめた顔を見比べるのは面白かった。
心の奥底でたくさん笑ってやった。ざまぁみろって。
でも加害者達にはあくまで私の計画に協力してもらうまで。あとは加害者達も旦那と一緒に抹殺するつもりだ。
加害者達にはそれぞれの職務を辞めてもらう。ただ、あっさり退職届を出されたり、店を畳まれてはたまらない。何か手を打って気づかれないようにしないと。
私は加害者達に計画を伝えたあと、誰から抹殺しようか考えることにした。