第8章 初参戦
「フム…そううまくいくだろうか…」
「そうじゃなくてもどうせ飲めない交渉条件持ってくるんだろうからね、こっちはNOって言うだけだよ、そうなったら向こうがおとなしく帰してくれるわけないだろ?」
「まぁ…それもそうだな、それで?その交渉はいつなんだ?」
「明後日、場所と時間は追って連絡してくるってさ、とにかくタキちゃんの武器を使っていくなら時間との勝負だからね、それの実戦訓練だと思ってくれたらいいよ、カラ松達は限られた時間内で忙しいだろうけど、実戦を積み重ねていくにはいい機会だからね」
カラは心配そうに私を見る。
『カラ、私なら大丈夫だよ?やっと活躍の場を与えられたんだよ?死なないように頑張るし、それに死んじゃったら武器も出せないしね』
「本当それが一番大事だよね~」
「安心しろやカラ松、俺やチョロ松にトド松がいるんだ、タキに手は出させねぇよ、それにタキはそんなに弱くねぇだろ?」
『さすがわかってるぅボス♪見た目だけで甘く見てると痛い目にあうって事をわからせてやるわ、あっ、その時は相手はもう死んじゃってるね♪アハハハ』
私は腰に手をあてて高笑いをする。本当はうまくやれるかどうか不安だけど…カラが凄く心配してるし、そのせいでチョロみたいに口煩くなられても困るもんね。
「なんか…タキがだんだん染まってきてる…」
「そうか?一松、オレはこれはこれで可愛いと思うぞ♪」
「あんたはタキが何やっても可愛いんでしょ…」
「そりゃ勿論だが、怪我をするのだけはダメだ、オレのheartに悪い。それにもし怪我なんかしてみろ…オレはタキを部屋に閉じ込めて外になぞ出さんぞ!」
うわぁ…やっぱりね…ちゃんと任務を成功させて、尚且つ怪我のないようにか…閉じ込められるなんてまっぴらごめんだわ!!
『ちょっとカラ…それは嫌…ただでさえチョロ部屋が拷問部屋なのに、さらにカラと私の部屋が監禁部屋になるなんて…そんな殺伐とした部屋は増やさないで、私なら本当に大丈夫だから。むしろ心配なのはカラ達よ…私が無事でその場にいればボス、チョロにトドは武器がある、でも先に武器を出現させた三人は消えたら丸腰…もしもを想定して一応普通の武器は何処かに隠しておいた方がいい、私だっていくら丸腰っていってもナイフぐらいは隠し持つわよ』