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【おそ松さん】とあるタヌキの事情

第7章 ストレスと攻防戦と新武器完成!


一言言えば倍になって返ってくるチョロとのやり取り…いや…攻防戦が続く中での勉強…その日はカラが帰ってきて主にメンタル面での戦いは終わった。

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これといった大きな出来事もなく3日が過ぎた。
いや…あるとすればカラ達がいない時のチョロとの攻防戦ぐらい…カラがいてもやれ甘やかすな云々…とにかく口うるさい中での勉強は私の精神をゴリゴリ削った。
不毛な戦いを終わらせるべく私はやった、やりきった……。

『アハハハハッ!覚えたどーっっ!!チョロめーっっ!ざまぁっ!』

3日後、皆が応接室に揃う中やりきったハイテンションで腰に手をあてて高笑いする私がいた、目の下には隈ができたし、かなりの疲れた感を醸し出してはいたけど、チョロの口うるささから解放されるのならこんなに嬉しい事はない!!

「ちょ…ちょっとタキちゃん?」

「ふぅ…やれやれ、僕が憎まれ役を請け負った甲斐があったのかな?」

『はぁっ!?このやろうっ!』

「毛がパサパサになってる…ストレスだね…」

「タキ…オレはそこまでお前を追い詰めていたのか…」

「あー…正直怖いっすね…」

「まぁ、なにはともあれタキも頑張ったんだ、早速成果を見せてもらおうや♪」

耳と尻尾を消す、ふっ…まずはジュウシー!!

『任せてボス…見てなさいっ!ジュウシーッ!!カモンッ!!』

「ア、アイアイッす!」

ジュウシーから力の吸収…でたっ!

『フフ…これぞ鬼に金棒っ!!ただの金棒じゃないわよっ!これは金砕棒(かなさいぼう)、日本の打棒系武器の一種よ。私のイメージで振りやすいように全長約1.5mの八角棒、「星」と呼ばれる菱形の四角推型 の鋲(びょう)と箍(たが)を補強、素材は鋼鉄、かなりの重さはあるけどジュウシーなら問題ないでしょっ!!威力は自信あるわよっ!」

金色の金棒…ゴージャスね!ってか…これかなり重い…。

『ジュウシー、重い…パス』

軽々と持ってる…さすがね…。

「ありがとう!ワハーッ!!カッコイイッ!!」

「ちょっと十四松兄さんっ!それ…兄さんが持ったら黄色いオーラ出たんだけどっ!?怖いからここで振らないでよねっ!!」

「す、凄いな…なんて神々しいんだ…美しい…」

『次はカラよ…来なさい…』

「あ、ああ…頼む」

カラから力の吸収をする…できたわ…。
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