• テキストサイズ

【おそ松さん】とあるタヌキの事情

第7章 ストレスと攻防戦と新武器完成!


目がショボショボしてきた…今目を通してるのは刀の構造…たかがどころじゃないね中々に奥が深い。

『はぁ~…んー…』

肩が凝るわ~…時々伸びをしないとしんどい…。
ボスは?チラリと見るとパチリと目が合った。

『なぁに?ボス、もしかしてうるさかった?』

「いや、あんまり無理するなよ、知恵熱出るぞ~?」

『ありがとボス、お仕事は?順調?』

「俺はもう終わったよ、即効で終わらせた♪ただ普段サボるだけで真正面にやれば出来るんだよな~♪」

『そうなんだ、サボらなきゃいいのに、あっ、私も人の事言えないか♪いやいや…あれはチョロが悪い…逃げたくなるもんね』

ボスはデスクを離れて向かいのソファに座る。

「ハハッ!あいつうるさいもんな」

『それもあるけど逃げただけで首輪付けなくてもよくない?しかもそれが趣味だって発覚した時にはどうしたらいいのかわかんなかったもん…』

「趣味だったの!?兄ちゃんとしては知りたくなかったわ~」

『それさえなかったらねぇ…いい人だと思うのになぁ…』

「カラ松は?うるさくないの?」

『至れり尽くせりで逆に申し訳ないぐらいよ?ああ…でも今朝は怖かったぁ…カラより先に起きたくない…寝起きの顔怖すぎ!思わず布団に頭から潜り込んだぐらいよ、寝相悪いって勘違いしてくれたからよかったけどね』

「ブハッ!確かになぁ、あいつの寝起きの顔は怖いよな」

『ね~、ちびるとこだった』

「お、こんな時間か、そろそろ昼飯食うかな、いくぞ~タキ」

『あ、待ってよ~ボス!』

執務室を出ていくボスに続く。
食堂に行くと厨房に入っていったボスがお皿と飲み物をのせた大きなトレイを持ってきた、大きめのお皿には色々な具材を挟んだパン、美味しそう♪

「うーん…天気もいいしテラスで食うかな♪タキそこ、開けてくれ」

食堂に掛かっている薄いカーテンを引くと外へと出られる窓がある、言われたとおり開ける。

『うわぁ~!?凄い…』

テラスから見える庭が広いし綺麗、何が植えてあるんだろ?花かな…。
白が基調のテラスの丸テーブルにボスがトレイを置く。

「タキ、カラ松が用意してくれてたサンドイッチだ♪食おうぜ」

『は~い、ボス!』

「『いただきまーす!」』

カラのサンドイッチ♪パンに挟んだだけなのに凄く美味しい!






/ 174ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp