第7章 ストレスと攻防戦と新武器完成!
「仕上げはこれだ、昨日街に行った時買ったんだ♪」
カラはそう言うと、左の顔横の髪を一房ゴムで弛く縛り青いリボンを蝶々で結んでくれた。
『わぁっ♪カラの色!』
「ベルベットの綺麗なオレ色だったんだ、タキに似合うと思ってな♪」
消していた尻尾をだしてクルクルと全身を姿見で見た、以外と動き易くて可愛い印象、一応マフィアなのにこれでいいのかしら?とも思ったけど…カラのデザインなのだから文句はない。
「さあ、食堂へ行こう、皆にお披露目だ♪」
食堂に行くとやっぱり皆揃ってた。
『皆、おはよう、遅くなってごめんね』
「おはようタキ、ってかおい…カラ松…思いっきり趣味に走っただろ…」
「おはようタキちゃん、か、可愛い!黄金比率か…やるねカラ松兄さん」
「タキ…おはよう、ちょっと短くない…?」
「おはようございまッス!!可愛いっすな~!」
「おはよう、タキちゃん♪カラ松兄さんのデザインだから心配だったけど可愛いっ!!」
『あ、ありがと…』
「フッ…どうだ?これぞ男のロマンを意識したdesignだろ?男のロマンの真髄はチラリズムだからな、安心してくれ、チラリと見えた中も可愛いぞ♪」
「うん、それは僕にもわかるかな、特にそのスカート…前と後ろ計4つのボックスプリーツ、膝上のニーソとの黄金比率…完璧だね」
「カラ松はまだしもチョロ松まで何言ってんだ?」
ボスは呆れたような反応…似合ってないのかな…。
『カラ…ボス呆れてるけど大丈夫なの?この格好…?』
「兄さんはともかく、タキはどうなんだ?嫌か?」
『ううん、動き易くて可愛いから私はこれがいい!!』
カラのリボンも可愛いしね♪
「俺は呆れてるわけじゃねぇよタキ、まさかカラ松のデザインがこう来るとは思ってなかっただけだ、実際可愛いし似合ってるよ♪」
『そっか…ありがとボス』
朝ごはんの後は、武器のカタログが届いてるから勉強…はちょっとおいといて、ジュウシーが身体を動かすのに付き合ってくれる事になった、カラは後から合流するって。
エレベーターで地下へ、射撃場の上の階、扉が開くと広い…体育館みたいな場所、半分は色々なトレーニングマシンがおいてあって、半分はベンチがおいてある以外何もないスペース。