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【おそ松さん】とあるタヌキの事情

第7章 ストレスと攻防戦と新武器完成!


外の空気が吸いたくて窓を少し開ける、空気が冷たい。
秋が近いのもあるけど…まぁ…私裸だからね、そう感じるのかも。
窓を閉めてベッドに戻る、少し身体が冷えたかな…モゾモゾ掛け布団のなかに潜り込む…カラが言ってた人肌の出番だね、カラにひっつく…。

『ぬくい……』

「ん………」

起こしちゃったかな…?カラの顔を除きこむ……怖っ!!ビクゥッ!!思わず尻尾が膨らむ……何?寝起きなのに何でそんな今一人殺してきました、みたいな顔してんのっ!?寝起きの人相悪すぎでしょっ!!うん…見てない…私は何も見てない…あまりの怖さに頭から布団に潜る…あぁ…このまま寝直そう…。

「ん~…んぁ?タキ……えっ…尻尾…?」

うわぁっ!ほぉっておいてください今だけは…。
ムクリと起き上がったみたい。

「んん……ん~…あ~~……起きるか…フッ…my angel は寝相が悪いな♪これじゃ寝起きのキスも出来ない」

カラがベッドから出てった…ふぅ…これからはカラより先には絶対起きないでおこう…。
暫くごそごそする音やドライヤーの音、カラが身支度を整えてるんだろう…たぶんこれから朝ごはん作りに厨房にいくのかな…このまま二度寝しよ……。

*******

誰かが私を起こす……カラ?

「タキ、おはよう朝だぞ~?起きるんだ」

『ん~…カラ…おはよ…』

「my angel に目覚めのキスだ♪」

おでこにキスされた…目を擦りながら起き上がる。

「朝飯出来てるぞ、スーツが届いてるからな、顔を洗っておいで」

私はベッドから出て洗面所に行き、ハミガキして顔を洗うとブラシで髪を整える。
洗面所から出るとカラがペラペラした布を渡してきた。

「先ずはこれを履いてくれ」

『何?この布…』

「ん~?パンツだが…まさか履いた事ないのか!?」

『あぁ…人間が履く下着ってやつね…めんどいから履いた事ない』

「フム…ブラジャーは着けなくてもかまわんが、タキのスーツはこれを履かないとダメなdesignなんだ、めんどくさくてもちゃんと履かないとな」

そうなんだ…仕方ない、履くか…なんか後ろにプリントされてる…。
サクサク着せられていく、靴下長い…、白いネクタイを締めたら上着が最後、姿見の前に立たされる…おおう…これは…なるほどね、確かにこれはパンツ履かないとダメだわ。
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