第7章 ストレスと攻防戦と新武器完成!
いちは猫のご飯を用意すると水と一緒にいつもその場所なのかマットの上に置く。
「はい、どうぞ…」
猫は私の膝からおりるとご飯を食べにいく。
いちは私の隣に座る、手に何か持ってる…携帯電話…スマホ?って電話かな。
「ねぇ?後であの子と写真撮らさせてもらってもいい…?」
『写真?私はかまわないけど…じゃあ食べ終わったら猫さんに聞いてみるね』
猫が食べ終わったら早速聞いてみた。
《彼はいつもご飯をくれるからね、ぼくならいいよ》
いい返事がもらえたので、いちに伝えると色々撮られた…服を脱いだり小さくなったりポーズをとらされたり…猫もよく付き合ってくれたよね本当…。
「ありがとう…いい写真いっぱい撮れたよ…今度高級ニボシと猫缶用意しておくね」
私がそれを伝えると猫はいちにスリスリして機嫌よく、来たときのようにバルコニーから帰っていった。
いちは電話を触って何か操作してる。
「タキ…晩飯出来たって、食堂いくよ」
『お肉っ!!待っていち、おじゃましました♪』
食堂へ行くともうカラ以外皆揃ってた、テーブルの上にはなんだか名前のわからない豪華な食事…涎が出そう。
「よぉ♪タキ、一松と一緒だったのか?」
『そう、トドのとこに行ったけどいなかったから、ボスは?お仕事は終わった?』
「ハハ~…それ聞いちゃう?」
「ゴメンね~タキちゃん、ボク、十四松兄さんの部屋にいたんだよね」
「ワハー!!今度ぼくの部屋にも遊びに来てね!!」
『気にしないでトド、そうだね、ジュウシーのとこにも遊びにいくね』
「声かけてくれれば僕のところでもよかったのに」
『………だって…チョロの部屋はイコール拷問部屋…首輪と拘束がないならいってもいい…』
「ちょっと何?拷問部屋って人聞きの悪いこと言わないでくれるっ!!」
「そうそう…トド松、これ見て」
「何?一松兄さん、スマホがどうかした?」
いちは電話を操作するとトドに見せた、ジュウシーも横から覗く。
「何…これ…いつ撮ったの!?」
「おおう…こ、これはモフモフっすねっ!!」
「ヒヒ、さっき…協力者がいたからね…中々のコラボでしょ…欲しい?」
「欲しいっ!!これとこれとこれ!!すぐにボクのスマホに送ってっ!!」
「何だ?随分賑やかじゃないか♪」