第12章 休日の過ごし方
カラ…何するつもり…!?
「あの程度のお仕置きじゃあお前絶対わかってないだろ?」
『そ、そんな事ないよ?ちゃんとわかってるよっ?あ…えっと…の、のぼせそうだから…も、もうあがるねっ!』
「そうだな、オレ達もあがるか♪」
あぁ…逃がさないつもりね…はぁ~…もう逃げるつもりなんてないわよ…カラがこの状態で逃げたりなんかしたら火に油をそそぐだけだもの…そっちの方が怖いわ…。
で、でも…皆の前で公開お仕置きされるよりマシよね…?あれ?なんでこんな事になってるんだっけ…―――。
私を抱えてお風呂からあがるといつものように髪と尻尾を乾かしてブラッシング、そこはいつも通り甲斐甲斐しいのね…。
私をベッドに運ぶと心底楽しそうな笑顔…ドSなのっ!?
「さあ、楽しいお仕置き timeだ♪」
はぁ…抵抗するだけ無駄ね…
『………はい…』
ベッドの上、カラは全裸で胡座をかいて座りその前で私は縮こまり正座、カラ松さんはバスローブでベッドの端に座ってる。
「カラ松くん、バスローブを脱いでベッドにあがるんだ、君にも手伝ってもらうからな♪」
カ「はっ!?えっ!?オ、オレも…?////」
「タキ、お前はカラ松くんがオレやお前の事を考えて止めようとしてくれてたのにあの態度は酷いよなぁ?」
『ひぇっ…!?ど、どこから聞いてたの…?』
「フッ…お尻ペンペンされるって言って兄さんにお願いしてたところからだな」
『うわぁ……』
「カラ松くんにごめんなさいしないとな?ちゃんと出来るよな?反省の仕方を二回も教えたんだ、言わなくてもわかるだろ?」
また自分から!?あの深いキスをするの…?今度はカラ松さんに?恥ずかしいーっ!!////でも素直に言うこと聞かなきゃ許してくれないのよね…?
『……はい…』
私はカラに言われた通りにバスローブを脱いでベッドにあがって正座をするカラ松さんに近付く。
『カラ松さん…私のお仕置きに巻き込んじゃってごめんね…もしかして初めてが私なんかだったんなら…その…ごめんなさい…』
真っ赤になってるカラ松さんの頬に手をあててキスをする…深いキスでないとダメ出しされちゃうから私から舌を入れてカラ松さんの口内を蹂躙する…。
カ「う…あ…クチュ…チュプ…チュル…―――――ハ…ハァ////」
口を離すと唾液が糸を引く…あれ…?これって……。