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【おそ松さん】とあるタヌキの事情

第11章 エチケット袋は必須ですから


ヤバイヤバイヤバイ…どうする…私…;
あれは…怒ってる…顔は笑ってるけど絶対怒ってるぅ…。
誰か…助けてぇ~…。

『カ、カラ…?お、おお落ち着いて…ね?えっと…んーと…やっ、やだやだぁっ!!お尻ペンペンはいやぁーっっ!!痛いの嫌いっ!!やだぁぁぁーっ!!!』

「フッ……痛くなければいいんだな?だがな…気持ちいいばかりじゃ…お仕置きにならないよなぁ?お前はオレの気持ちなんてまったくわかってないみたいだもんなぁ…?そうだろぅ?ん~?」

ゆっくり近付いてくるのが尚更怖い…チャキン、雷切を鞘に納めた…あれでどうかするつもりは無さそうね…でも…もう逃げられない、こうなったら…。

『ごめんなさいっ!カラッ!ごめんなさいっ!すみませんでしたぁっ!!!』

THE 土下座っ☆ こうなったら誰が見てようがかまわねぇっ!!だって怖いんだもん…。
コツン…靴の音が私の前で止まった…私を見下ろしてるのがわかる、とんでもないプレッシャーだわ…冷や汗が垂れる…。
片膝をついた…?グイッ、雷切の柄頭で顎を持ち上げられる……口元は笑ってるのに目を細めたカラの顔が間近にあった…低い声で私に囁く…。

「タキ?反省してるか?」

コクコク頷く…。

「そうか…それなら反省してるって態度で示してくれるか?わかってるよなぁ?ん~?今日オレが教えてやったよなぁ?どうするんだ?さぁ、オレにお前の反省を見せてくれ♪」

そう言うと空いているソファにドカリと腕を組んで座る…。
こ、これは…あの深いキスを自分からしてこいって…事…?やだぁ…皆が見てる前でっ!?さすがに私だってあれは恥ずかしいぃぃ~////
でも…やらなきゃ…許してくれないんでしょ…わかったわよ!!

『う…うう~…////』

私はカラに近付くと頬に手を添えてキスをする…。

「タキ…オレが教えたのはそんなんだったか?」

グイッ!っと手を引かれて気が付けば私はソファに押し倒されてた…。

『んぅ…ん…クチュ…んぁ…プチュ……―――――――』

あぁ…また深いキス…////カラの手が上着の中に入ってきた…ん…んん…やぁ…胸の尖りをいじらないでぇっ!

『クチュ…プハ…ハァ…ハァ…あ…んぁ…あぁ…や…カラぁ…ダメぇ…や…ああん…////』

「発情してないのに感じてるのか?エロくて可愛いぞ…?タキ…」
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