第11章 エチケット袋は必須ですから
『一人の男が死んだって唄よ♪
一人の男が死んだのさ♪
すごくだらしの無い男♪
頭はごろんとベッドの下に♪
手足はバラバラ部屋中に♪
ちらかしっぱなしだしっぱなし♪ってね片付けをしない子供を戒める唄ね』
ト「なんでそんな気持ち悪い歌ばっかりなのさ…オェ…」
カ「バラバラ殺人の歌だな…ウプッ…すまんが…歌のチョイスが悪いから…もうやめてくれ…」
皆さらに顔色悪いわね…。
『あらら…ごめんね?う~ん…それじゃあ何か質問あるなら今だけ答えるよ?』
お「あー…気持ちワリィ…はーい…俺質問、おそさんの持ってる銃って今日初心者には無理だって話してた美味しそうな名前の銃?」
『ん?そう、あれがデザートイーグルよ、ボスの力の具現化武器だからかなりの威力ね、至近距離で撃ったら頭が弾けるほどにね♪』
お「聞くんじゃなかった…オェ…」
カ「オレもいいか…?カラさんやジュウシーさんは銃じゃなかったんだが…日本刀とバットの凶悪にしたやつ…」
『アハハ♪カラ達も初めて具現化した時はね、カラがロケットランチャーでジュウシーが多目的誘導ミサイルだったんだよ、戦争でも始めるのかって感じのラインナップだよね~♪これじゃあ使えないって事になってね、それで一度試しに銃以外の武器知識がない状態で具現化したら何が出たと思う?』
カ「て、鉄パイプとかか…?」
『ブーッ!ハズレ♪チョロに聞いたらデカイバイブだって言ってたわ、スイッチ押したら青く光ってウィンウィンくねってた』
「ダハハハッ!あー、アレは笑ったわ~まさかあんなもん出てくるなんてなwww 」
『あの時は笑い事じゃなかったんだからぁ…ビジュアル的にカラの怒りをかっちゃってね…はぁ…頑張って勉強して、普段から使ってる武器の方がいいだろうから、カラは日本刀、ジュウシーは打砕武器でやっと出来たのがカラの雷切とジュウシーの金棒だったってわけよ。
威力は…そうね…カラの雷切なんて軽く一振りで首と胴体がおさらばね、ジュウシーの金棒なんて軽く振りおろすだけで人間でもプレスされたみたいにぺっちゃんこになるんじゃないかしらね。
他の四人の銃と違って本人が手に持ったら力の片鱗がオーラで目に見えるからわかりやすいわよ?カラの雷切は鞘から抜いたら綺麗な青色のオーラだから後で見せてもらったらいいわ、四時間バージョンだからまだ消えないだろうし♪』