第3章 フェロモンと発情期
閑話休題
「では、brother達、オレはタキを風呂へ入れたらそのまま寝るからまた明日、good night ♪」
カラ松が退室後の五人の会話。
「カラ松ってあんなに世話好きだったっけ?自分大好きなナルシストで他人に興味なしって、俺認識してたんだけど?」
「おれ…なんであんなに浮かれてるのか知ってるよ…あいつ深夜放送でやってた《けも〇フレンズ》ってアニメ見てた」
「マジで!?あいつアニメなんて見てんの?意外だわー」
「検索かけたらあったよ…うわぁ…キャッチフレーズ…あなたはけも〇が好きですか?だって、見てよこれ」
「アハハー、タキちゃんみたいに耳とシッポが付いてる女の子だらけっすね」
「見た後興奮してたのか一晩中うるさかった…」
「なるほどね、僕も不思議だったんだよね、それであいつ、あんなに珍しく機嫌がいいんだね…てかその情報要らなくない?一松!」
「カラ松にとっては夢のような女の子出現ってか?本当あいつ何目指してんのかねぇ?任務に支障きたすようなら、お前らの誰かに世話係を代わってもらう事もあるかもな」
「おれやだ…まだ死にたくないし、あいつ絶対に暴れるよ…誰が止められんの?おそ松兄さんぐらいでしょ…」
「「「「……………」」」」
「ま、まぁ、暫くは様子見るって事でいいだろ」
皆は揃って頷くしかなかったのであった。