第10章 ニート六つ子 IN 白塚
「アハッ♪晩御飯出来たってっ!!食堂行くよっ!!」
枕の上のマメを抱いてベッドから降りる。
三人で部屋を出ると私達は食堂へ向かう、食堂に入るとボスとおそ松さん、チョロとチョロ松さんが既に来ていた。
他の皆はまだみたいね…。
「よぉ♪タキ、ジュウシーの部屋にいたのか?」
『うんっ!二人に遊んでもらっちゃった♪んーとボス?…これ私達どこ座ったらいいのかなぁ…?」
「コンビで隣同士で座ってもらうから1つずれて座ってくれるか?タキはおそ松の隣だな♪」
『了解でーす♪』
お「タキちゃんの隣とかラッキー♪」
『ウフフ♪おそ松さんはのんびり過ごせた?皆各々の部屋で楽しそうだったわよ♪』
「あれ?お前皆の部屋に顔出してたの?」
『うん♪いちとトドとジュウシーの部屋』
「ちょっとタキちゃん、僕クッキー用意して待ってたんだよ?顔出してくれたらよかったのに」
『あ~…あれよ…行く時間がなかったのよ…そのうちお邪魔するわね』
食堂の扉が開いていちコンビ、トドコンビが入ってきた。
なんだか一気に賑やかになった。
「タキ…さっきはありがとう、子猫達落ち着いたよ」
一「猫と話せるって凄いね…うらやましい」
『落ち着いてよかったねいち♪う~ん…動物同士なら大抵話せるよ?マメはまだ小さいから話せないけどね、人間の赤ちゃんと一緒♪』
「フッ…皆揃ったようだな、今日はビュッフェ形式だからな、沢山食べてくれ♪」
カ「カラさん、もう一台はここでいいのか?」
「ああ、ありがとうカラ松くん、思ってたより手際が良くて助かったよ♪」
カラとカラ松さんが厨房から長い台車を押して入ってきた。
二台の台車の上には色々な御馳走が並んでる…美味しそう~♪
『カラ、カラ松さん、お疲れ様♪』
「タキ、いい子にしてたか?お前の好きな肉料理もあるからな♪」
『やったぁ♪カラの肉料理大好き~♪』
「そうか♪皆にも明日に差し支えない程度の飲み物も用意してあるからな♪じゃあ後はおそ兄さん仕切ってくれ」
テーブルに並べられた色々な種類のお酒やソフトドリンク、テーブルに置いてあるグラスに各々好きな飲み物を注いでいく、私は勿論ジュース♪
皆がグラスを手に持つとおそが椅子から立ち上がり乾杯の音頭をとる。