第10章 ニート六つ子 IN 白塚
いちも一松さんもシロの子供達の世話で忙しいかな…?ならここは退散してトドの部屋に行こうかな♪クッキーあるかも♪
『いち、私トドの部屋に遊びに行って来るね、マメ連れてくから♪一松さん、また後でね~♪』
「あぁ…ごめんねタキ、今はそうしてもらえると助かる、また後でね…」
『うん♪気にしないで、じゃあね♪』
いちの部屋を出るとトドの部屋の扉をノックする。
『トド~♪タキだよ、いますか~?』
ガチャリ、扉が開いてトドが顔を出す。
「タキちゃん♪いらっしゃい、ゆっくりしてってね♪」
『お邪魔しま~す♪』
ト「タキちゃん!?」
『やっほ~♪トド松さ~んのんびりしてる?マメ連れて遊びに来ちゃった』
「あれ?マメ連れてるって事はいち兄さんのところに行ってきたの?」
『うん、今向こうは子猫でモフモフだからいそがしいの♪』
私はシロの事と子猫達の事を話した。
「あ~、それはいち兄さん的にはほっとけないよね~」
ト「たぶん一松兄さんもだね~」
『トドとトド松さんは何してたの?』
「お茶しながらお喋りだよ♪でも残念だけど今日はクッキーないんだよね…ごめんね」
『そっか…ん~残念』
「チョロ兄さんのところは?タキちゃんの為にクッキーいつも用意してるからあるんじゃない?」
『う…チョロのところは絶対嫌…考えてもみてよ…同じ性質がもう一人いるんだよっ!ゾッとするよ…クッキーあっても行きたくないっ!!』
ト「うわぁ…チョロ松兄さんかわいそ~w♪」
「本当にね、チョロ兄さんも首輪なんて付けるからだよね~♪チョロ松さんも手錠とか言っちゃってるしねw」
『一人でいる時は絶対捕まらないようにしないとね…カラとカラ松さんが厨房に籠る時と皆がいない時は要注意ね』
「どう?カラ兄さん達と三人で上手くやっていけそう?」
『うん♪二人とも似た者同士だもん、カラ松さんも初めは私が真っ裸なせいで緊張してたけどね、今は打ち解けてるよ♪』
ト「うわぁ…本当に部屋にいる時は裸族なんだ、ボク大袈裟に言ってるだけかと思ってたよっ!?」
「あまいよ…トド松くん、大袈裟なんかじゃないからね?一度カラ兄さんの部屋に遊びに行ってみたら?甘すぎて胸焼けおこしそうになるからねー…」
ト「えぇ~…それはちょっと遠慮したいかな~」