第10章 ニート六つ子 IN 白塚
タキSIDE
「タキ、行ってくるな♪」
カ「タキちゃん、いってきます!」
『いってらっしゃい♪カラもカラ松さんも頑張って美味しい晩御飯よろしくね♪楽しみにしてるから』
カラとカラ松さんが一緒に部屋から出て行った、カラ松さん頑張って!さてと…私は服着ていちの部屋へお邪魔しよっと。
いちの部屋の扉をノックする。
『いち~♪タキだよ!遊びに来たよ~?』
ガチャリ、扉が開いていちが顔を出す。
「タキ、いらっしゃい、入って」
部屋に入るとソファの上で一松さんがマメを撫でてた。
私は一松さんの隣に座る。
一「あ…どうも////」
『一松さん、マメを構ってくれてありがとう♪よかったねマメ♪あれ…いち?そういえばシロはまだ来てないの?』
「ん、今日はまだ来てない…どうしたのかな?」
あ…来たっ!!あれ…?
『いち…シロ来たよ、あ、わぁ♪小さい子も一緒だ♪』
「えっ!?ちょっと待ってね…」
いちはバルコニーの窓を開ける、シロに続いて子猫が三匹後をついて入ってきた♪可愛い~♪
『シロいらっしゃい、ねぇ?この子達お友達?』
《こんにちはタキ、この子達僕の子供、時々会いに街に行ってたんだけど…今日街に行ったら母親いなかったんだ、猫仲間に聞いたら車にひかれたって…》
『あ…あ~…シロ…元気出して…それで今日は遅かったんだね…』
元気のないシロを撫でる、子猫達は無邪気に私の尻尾にじゃれつく。
『いち…子猫達、シロの子供だって…時々街に様子見に行ってたんだけど…今日行ったら母親がいなくて…他の猫に聞いたら車にひかれたんだって…』
「そうか…お前お父さんだったんだね…タキ伝えて、ちゃんと用意するから毎日子猫達連れてご飯食べにおいでって、窓は開けておくからシロも子猫達もいつでも部屋にいてくれていいって…頼める?」
『うん♪任せて』
私はシロにいちの言葉を伝えた、シロはいちの足にスリスリしてる、お礼いってる。
『スリスリはね、いちに言葉が直接伝えられない彼なりのありがとうだよ』
「そっか…いい子だね。一松くん…ちょっと手伝ってもらっていいかな?」
一「よ、喜んでっ!!」
『一松さん、マメを私に、シロと子猫達をよろしくね♪』
一「うん、はい…マメ返すね」