第10章 ニート六つ子 IN 白塚
つ、つまりは…発情はその言葉のままの意味で…処理っていうのはタキちゃんを前戯でいかせて満足させるって事なのか…セックスはその延長線上…。
どうなってるんだ?ここの人達の倫理観は…。
いや…マフィアやってる時点で倫理なんてもの無意味なのだろうな…そうだ!オレ達は覚悟してここにノウハウを学びに来たんだ!うろたえてどうするんだ。
カ「カラさん、タキちゃん、発情の処理というのはオレは童貞だから…その…上手く出来るかわからない。でも覚悟してここにノウハウを学びに来たからには色々勉強したいんだ、必要ならばオレは何でも経験して学びたい、だからよろしくお願いします!」
「大丈夫だ、向上心があるのはいい事だぞ?オレに任せろ!君とオレは似ている、外見は勿論 heart もだ。オレに出来る事が君に出来ない筈はない。だからオレのノウハウを君に余す事なく教える、でもまずは肩の力を抜いて今はゆっくりしような♪」
『そうだよ~カラ松さん、私が真っ裸だから緊張してるんだろうけど裸族姿もそのうち見馴れてくるから大丈夫だよ♪』
オレが何に緊張してたのかわかってたのか…侮れない子だぜ…。
カ「ハ…ハハハ♪とんでもないリトルデビルだな♪」
「そうだな♪だがそこもまた可愛いだろう?」
カ「ああっ!!凄く可愛いな♪」
カラさんもタキちゃんも変に気を使う事なくオレに接してくれる、途中でカラさんが飲み物を持ってきてくれたり、ゆったりした空気で中々に居心地のいい部屋だ。
オレ…次男でよかったぁ~…。
ブラザー達は今ごろどうしているだろうか…オレのようにゆっくり過ごしてくれていればいいんだがな…。
「タキはオレとカラ松くんが厨房に籠ってる間はどうする?誰かの部屋に遊びにでも行くか?」
『マメ預けてるし…いちの部屋かな、予防接種の経過を見るとか言ってたし、マメはまだ小さいからいちのところなら安心、別の意味でも安心だしね♪あ、チョロのところは…絶対ないわね』
チョロさんにチョロ松…あぁ…首輪に手錠だもんな…。
いちさんと一松のところにタキちゃんが加わればモフモフの癒し空間だな、よかったな一松!
カ「一松が喜ぶだろうな」
「フッ…モフモフ大好きっ子コンビだな」
カ「そういう言い方すると可愛いな♪」
「さてと…時間だしカラ松くん行こうか♪」