第10章 ニート六つ子 IN 白塚
「フッ…オレは大歓迎だ♪タキもそうだろ?」
『勿論だよっ!賑やかになるねっ!三人でお風呂とか楽しそう♪寝る時も人肌だね♪』
能天気に喜ぶタキの頭を撫でるカラ、そんな二人をカラ松は呆然と見つめる。
「んっ?どうした?カラ松くんはオレ達とじゃ…やっぱり嫌か?」
カ「あっ…そんな事ないぞ!カラさん、タキちゃん、よろしくお願いします!」
「そうか♪よかったな、タキ♪」
『うん♪』
そんな三人を見て赤塚の五人は悔し涙を流す。
チ「何なの?カラ松だけなんかラッキースケベな展開になってない!?こんなところで格差が出るとか盲点だよね!?」
「大丈夫だよチョロ松くん、フフッ…チャンスは必ずあるはずだからね…その時は僕に協力してよね」
一「クソ松め…おれにはダメージなんてないから…フヒ…いちさんの部屋ならもれなく猫がついてくるし…」
「そうだね…後でシロを紹介するね…今ならタキちゃんとこの子タヌキもついてくるしモフモフ的にはお徳だよ…」
ト「なんでかなぁー?不思議だよねーあそこだけ痛さ二倍の筈なのに今は眩しく見えるよ?おかしいよねーねぇ?トドさん…ギリィ…(トッティ顔)」
「怖っ!!何その顔っっ!!ボクってそんな顔出来ちゃうわけ!?うわぁ…凄いもん見ちゃった…」
十「カラ松兄さんいいなー…楽しそうっ!!」
「アハハーっっ!!大丈夫ッス♪ぼくの部屋も楽しいよっっ!!はい、キャンディーあげる♪」
お「チクショーッ!!いいもん俺だっておそさんとお風呂入るし人肌で暖めあっちゃうもんねっ!!」
「ブハハハッ!!さすがにそれは勘弁してくれ♪あーやっぱり面白いわお前ら♪よし、んじゃ晩飯まで自由時間な、カラ、今日から人数多いからカラ松にも手伝ってもらってくれ♪」
「ああ、わかったおそ兄さん♪そういう事なんでカラ松くん、来て早々すまないがここではオレが料理担当なんだ、手伝ってもらっていいだろうか?ちなみにカラ松くんは料理はどのくらい出来るんだ?」
カ「えっと、マミー…あ、母の手伝いでよく台所には立ってるな、簡単な物ならそれなりに作れるぞ♪」
「そうか♪それならオレが教えるからレパートリーを増やそうな?大事な brother達の健康面を支えるのも食があってこそだからな♪」
カ「なるほど…はい、お願いしますっ!」