第5章 勉強会♪
目が眩むくらいの大人数…。
料理がどんどんなくなっていく!!
ジローは野菜を隅において、肉だけ食べてる。
「ちょっと、好き嫌いしちゃダメよ。」
芥「えぇ~!!ニンジン嫌いだC~。」
「長太郎、バランスよく食べる!!」
鳳「……はい。」
なんでみんな好き嫌いするのかしら。
もう中学生なのに…。
「リョーマ、はしの持ち方がおかしい!昔教えたでしょう?」
越「ちぇっ。どうだっていいでしょ…。」
「お箸はちゃんと持ちなさい。ほら、」
リョーマの指は堅く閉ざしている。
まるで、誰かさんみたいね。
日「なんだか…母親みたいですね。」
向「越前に話しかけてるぜ…。」
やっと正しい持ち方になった…。
なんか一苦労だわ、ここまでに。
……!!リョーマと話してしまった…。
「この際、どうにでもなれ!!」
手「?!」
「メガネの年齢不詳!渋いモノばっかり食べない!!」
手「あ、あぁ…。」
「糸目の女の子、辛いモノ以外も食べる!!」
あたしは美少女を指差した。
驚いたように目を見開き、自分の皿を見る。
不「僕、男なんだけど…。」
「マムシ、バカ!喧嘩してんじゃねぇよ!!」
桃「す…すみません。」
海「は、はい。」
さっきからうるさいし、邪魔。
裏が全快だけど…仕方ないわね。
「寿司野郎、陰気なメガネ。地味すぎんだよ!!」
河「…あれ。なんだか理不尽だよね?」
乾「陰気…地味…。」
「ネコ!!ちったぁ静かに食えねぇのかよ。」
睨み付けると、びくっと震える。
そうだ。それでいい。
「以上、思った事だ…。」
跡「暴走したな、こいつ。」
大「忘れられた…(T_T)」