• テキストサイズ

光-shine-と闇-dark-

第4章 都大会!


「・・・どういうことかしら?」

あたしの目にうつるのは、準レギュラーの姿。
気を引き締めろとか言ってたわよね?
なんで全部の試合、準レギュラーしか出てないの?

跡「うちは都大会は全部準レギュラーなんだよ。」

滝「それでも大丈夫ってわけ。」

あら、そんなに自信があるの?
なんか余裕かましちゃってるけど。

穴「勝ってるんだから、いいだろ?」

芥「ん~。ユーリ、膝枕して~。」

「芥川はちゃんと起きなさい。」

抱きついてくる芥川をどかす。
・・・いつか足元すくわれるわよ、ったく。
次の試合は不動峰か。ダークホースらしいわね。

跡「次は穴戸、おまえが入れ。」

穴「おう、まかせな!」

ダークホース相手に、どこまで行けるかしら?
あ、もちろん準レギュラーでってこと。
気分転換にぶらぶらしてこよう。
出来るだけ青学には近づかないように。

「疲れるわね、本当。・・・はぁ。」

千「おぉー!!めちゃくちゃかわいい子発見!」

なんか変な茶髪くんが話しかけてきた!
ユーリはどうする?!
ユーリは無視した!茶髪くんに80のダメージ!
・・・いけない、こんなキャラじゃないわ。

千「ねぇねぇ!君って氷帝の子でしょ?!」

「・・・。」

千「無視しないでよ~!」

うざいな。顔はいいのか分からないけど。
しつこい男は嫌われるわよ?

「あら、ごめんなさい。気づきませんでした。
蚊のように存在感が薄いんですね♪」

千「遠回しにウザイって言ってない?!」

なんだか最近、感情がでやすくなってる。
知らない人には出してはダメなのに。
・・・みんながあたしを変えたんだ。

「そんなことはないです。」

ウザイだなんて、とんでもない。
・・・とは言えないけど。

「もしかして、山吹の人ですか?」

千「そーそー♪ねぇ、これからさ・・・。」

?「俺の姉さんにナンパしないでよ。」
/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp