第3章 ショッピング
夜「え、ちゃんが?」
『ダメ…ですか…?』
夜「ううん、びっくりしただけだよ。じゃあみんなのこと起こしてきてくれるかな?今日はみんなお仕事があるんだ」
『わかりました』
夜「(ちゃんがそんなこと言うなんて…慣れてきたのかな…)」
コンコンッ
『おはようございます、です』
最初に来たのは駆の部屋
しかし中から返事はない
『入りますよ…?』
ガチャッ…
『あのー…』
中では規則正しい寝息を立てている駆が
『朝です…起きてください…』
しかし起きる気配はない
『(どうしよう…起こしてくるって言ったのは私だし…)』
は駆の体を揺さぶる
『起きてください……駆さん…』
駆「ん~…」
『駆さん、起きてください』
駆「ん~…駆さん……駆さん…!?」
駆がガバッと起きた
『おはようございます』
駆「ちゃん!?」
『起こしにきました』
駆「ちゃんが!?びっくりしたぁ…」
『驚かせてすみません…起こそうとしただけなんです…』
駆「え、あ、違う違う!むしろ起こしてくれてありがとう!」
『はい。では私はこれで…。起こさなきゃいけない人がまだいますので…』
駆「次は誰?」
『恋さんです』
駆「俺も一緒に行く!」
『…?はい』
2人は部屋を出て隣の恋の部屋に向かった
コンコンッ
『失礼します…』
駆「こーいー。起きろーー」
恋「んーー…」
『恋さん、起きてください。朝です』
恋「んーー…あと5分…」
駆「おーい、恋ーー」
『起きてください…』
恋「んーー…んあ?」
駆「あ、起きた」
『おはようございます』
恋「え、何でちゃんが…?」
『起こしにきました』
恋「あ、ありがとう…え?」
駆「恋の顔面白い」
『きょとんとしてますね』
恋「そりゃ思ってもない人が起こしに来てくれたからね…」
3人は部屋を出た