第3章 ショッピング
海「どうした?」
『この…赤いものは何ですか…?』
涙「それはイチゴって言うんだよ」
『イチゴ…?』
海「イチゴ食べたことないのか?」
『ないです』
春「じゃあイチゴパフェにしたらどうかな?美味しいよ」
『じゃあ…それで』
注文し終わり、しばらくすると可愛いパフェがテーブルに並んだ
海「うん、うまいっ」
涙「美味しい…」
春「はぁ…みんなには悪いけど…美味しいねぇ」
海「どうだ、うまいか?」
『はい…とても…』
パクパクとスプーンを口に運ぶ姿に安心する3人
春「初めてのイチゴはどう?」
『酸っぱくて…でも甘くて…変な感じです…。でも美味しいです』
海「おぉ、食レポ」
涙「陽よりうまい…」
海「だな」
春「、ほっぺにクリームついてるよ」
口元をゴシゴシこする
春「そこじゃなくてここ」
春は指でクリームを取った
海「春…お父さんみたいだな」
春「えぇっ!?」
涙「お父さん…」
春「涙くんまで!?」
『ふふ…』
海「楽しそうだな、」
『え…?』
春「ちゃんと笑えるじゃん」
涙「そっちの方が…いい」
海「だな」
『……どうやったのか…わかりません…』
春「自然にできるようになるよ、きっと」
海「そうだな!」
『だと…いいです』
海「表情筋鍛えればいいんじゃないか?」
春「なるほど」
4人は店を出て次の目的地へ
春「次はここ!」
海「おぉ~!プリン専門店…?」
涙「プリン…!!」
お店の中に入ると甘い匂いが漂う
席に座ってメニューを開く
そこには様々なプリンが
『綺麗…』
涙「どれにしよう…」
海「お、これいいな!」
春「迷っちゃうね~」
『あの…これ…』
が指差したのはピンクのプリンにウサギの顔が描いてあるもの
涙「はウサギが好きなんだね」
『はい…』
少し照れたようにうつむいた
春「じゃあ俺はこれにしようかな」
海「じゃあ俺はこれ」
涙「じゃあ僕はこれ…」
注文をするとすぐに運ばれてきた
海「」
『?』
パシャッ
『!』