第3章 ショッピング
涙「…笑った…」
『え…』
涙「今…少しだけ笑った」
駆「俺も見た…!笑った方がもっと可愛いよ!」
『え、えっと…その…』
恋「こいつのせいで見れなかった…」
新「こっちのセリフだ」
『(笑った…?私が…?)』
自分でも信じられなくて目が点になる
葵「自分が一番びっくりしてるね…」
陽「葵ちゃんよくわかるなぁ」
葵「新も感情が顔に出にくいからね。少しはわかるよ」
新「さすが葵」
海「ま、少しずつ笑えるようになるといいな!」
海はの頭を撫でた
『(撫でられるの…嬉しいの…かも)』
春「お風呂沸いたよ~」
郁「ちゃん先に入ってきていいよ!」
駆「あ、今日買った新しいパジャマ着なよ!」
は頷いてパジャマを持ってお風呂場へ
『(とは言っても…水…苦手なんだよね…)』
昔…結構小さいときにお風呂でおぼれたことがあって…
『(ホントはシャワーも好きじゃないけど…)』
―――――
『あの…先にお借りしました…』
駆「あ、おかえ…り…」
恋「おぉ!似合う!!」
涙「ウサギ…?」
郁「耳まである!」
4人に囲まれて固まる
葵「こらこら、囲んだらが怖がるだろ~」
駆「あ、ごめんね!」
恋「でもやっぱりこれにしてよかった~!」
2人が選んでくれたのは薄いピンクのウサギの耳つきパジャマ
夜「うん、よく似合ってるね」
春「ちゃんにぴったりだね」
葵「ちゃん、髪乾かさないと風邪ひくよ」
『自然乾燥させますので…お気になさらず…』
葵「だーめ。ほら、行くよ」
葵はと洗面台へ
海「葵はお母さんみたいだな」