第3章 ショッピング
駆「隼さーん!ちゃーん!はい、アイス!」
隼「ありがとう、駆」
『…ありがとうございます…』
恋「歳近いんだから敬語じゃなくてもいいんだよ?」
『…え…』
駆「そうだね!」
『…が、頑張ります…』
恋「あ!!」
駆「どうしたの!?」
恋「そういえば…!!」
駆「そういうえば…?」
恋「俺たち自己紹介してない!」
駆「そういえば!!!!」
『(今更…)』
恋「ということで今更だけど…俺は如月恋ね!恋って呼んでね!」
駆「俺は師走駆!歳も近いんだし、仲良くしようね!」
『はい…』
恋「隼さんもっ!」
隼「僕は霜月隼だよ。睦月始ファンクラブ会員ナンバー6」
恋「隼さん、名前だけでいいです」
駆「あ、みんなにお土産買って行こう行こうよ!」
恋「お土産?」
駆「あそこにケーキ屋さんがあるよ!」
恋「お!いいですね!」
2人はケーキ屋さんに向かって走っていった
隼「元気だねぇ。さ、僕らも行こうか、お姫さま」
隼はの手を繋ぎ、2人を追いかけた
―――――
恋・駆「ただいま~!」
涙「おかえり」
郁「おかえりなさいっ!」
隼「やぁ、戻ったよ」
海「おう、おかえり…あれ、は?」
隼「ほら、出ておいで」
隼の後ろにいたがひょこっと顔を出した
海「お!ずいぶんと可愛くなったなぁ!」
涙「ホントだ…可愛い…」
『……あ、ありがとう…ございます…』
葵「おかえり~…ずいぶん荷物多いね」
駆「あはは…つい…」
隼「それに面白いものも見つけたからねぇ」
陽「面白いもの?」
隼「これさ」
袋の中にはたくさんのコスプレ服が
陽「これ…どうすんだよ」
隼「に着て貰おうかと思ってねぇ」
新「…萌えか!!」
陽「新!?」
葵「あはは…。晩ご飯まだだからもうちょっと待ってね」
恋「はーい」
『………』
は葵の後をついていった
『あ、あの…』
葵「ん?」
夜「どうしたの?」
『…え、えっと…』
葵「……ちゃんも手伝ってくれる?3人いれば準備も早いしね!」
『…!…は、はいっ』
表情はあまり変わらないものの、少し嬉しそうに見えた