第3章 ショッピング
恋「隼さん、何してるんですか?」
駆「わぁ!コスプレ衣装がいっぱい!」
『…こすぷれ…?』
隼「可愛いねぇ。にはこれも似合いそうだねぇ」
恋「隼さん、ちゃんにこれ着せるつもりですか…」
隼「似合うと思うんだけどなぁ」
恋・駆「………似合う」
『………』
隼「これも買って行こうか」
恋・駆「はいっ!」
『…?』
服屋を出てしばらく町並みを歩いた
恋「あ、ソフトクリームがあるよ!」
駆「食べたーいっ!」
恋「隼さんは何味がいいですか?」
隼「そうだねぇ」
駆「ちゃんは?」
『…みんなと…同じでいいです…』
駆「わかった!じゃあここで待っててね!」
駆はアイスクリーム屋へ
『(何だか不思議な感じ…。何だろ…この感じ…)』
「お、キミ可愛いね!」
『…!』
「ホントだ、可愛い~!ねぇヒマ?一緒に遊ぼうよ」
知らない男の人がに話しかけた
『(…………)』
「あれ?無視??それはないよ~」
「誰か待ってるの~?」
1人の男の人がの肩に手を回した
『…!』
「あれ、どうしたの?固まっちゃった」
「可愛い~」
『(嫌だ…この人たちは嫌だ…怖い…)』
「行こ行こ!」
『嫌…は、離し…』
グイッ!!
『…!』
腕を引っ張られて誰かの腕の中におさまる
隼「うちのお姫様に何か用かな?」
『…!』
「あ?誰だテメェ」
隼「このお姫様の連れだよ。1人にして悪かったね」
隼はの頭を優しく撫でた
『(全然嫌じゃない…何でだろう…)』
「その子は俺たちが…」
隼「…………」
「「「!!」」」
隼の鋭い目つきでナンパしてきた男たちはそそくさと逃げていった
隼「もう大丈夫だよ。怖かったかい?」
『………』
は隼の服を握り締めていた
隼「1人にして悪かったね」
『……いえ…すみませんでした…』