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ツキウタ。

第2章 出会い




夜「出来たよ~!」

葵「出来たって!行こう!」

2人はテーブルに移動した

葵「夜!俺ネコがいい!」

夜「オッケ!」

夜は器用にオムライスの上にケチャップでネコの絵を描いていく

葵「可愛い~!」

夜「ちゃんは何がいい?」

の頭の中にツキウタが浮かんだ

『…私は……ウサギ…』

夜「ウサギね、わかった!」

オムライスの上に可愛いウサギの絵が出来上がっていく

夜「よっと…こんな感じでどうかな!」

『…可愛い…』

夜「…!よかった!」

葵「夜は?」

夜は「俺はひよこ」

葵「可愛い!」

スプーンを渡されて受け取る

そして顔が描いてある横からスプーンを入れて食べる

『(美味しい…でも…)』

しかしのスプーンが止まる

夜「あれ、どうしたの?」

『………』

葵「もうお腹いっぱいかな?」

『……可愛くて…食べられなくて…』

夜「…!」

葵「そっか」

2人は笑っている

葵「でもこのウサギさんはちゃんに食べて欲しそうだよ?」

『………』

夜「ちゃんに食べてもらえたら嬉しいと思うよ、ウサギさん」

『………』

は頷いて再びスプーンを動かした

『…ごちそうさまでした』

夜「お粗末様でした」

葵「夜、お皿洗うの手伝うよ」

夜「うん、ありがとう」

『(私も…何かできること…ないかな…)』

ソワソワと辺りを見回す

葵「ちゃん、テーブル拭いてくれるかな?」

『…はい』

葵から布巾をもらってテーブルを拭く

葵「ありがとう、ちゃん」

は頷いた

『美味しかったです』

夜「よかった」

夜は微笑んでお皿を拭いていた


陽「ただいま~」

夜「あ、陽だ。おかえり~」

葵「撮影終わったの?早かったね」

陽「まぁ俺にかかればこんなもんだよ」

『………』

陽「お、起きてたのか。おそようだな」

『おはよう…ございます…』

陽「おう」

陽はガシガシとの頭を撫でる

『(ここの人たちは頭を撫でるのが好きなのかな…)』

陽「あ、そう言えば雨降ってきそうな天気だったぜ~。洗濯物入れた方がいいかも」

『…』

夜「そっか、わかったよ」

『(雨…)』

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